桜花賞の好走馬回顧がやたら伸びてびっくりしました。G1って凄いんだなぁと再認識。
恥ずかしい回顧をしないように気をつけます。
さてニュージーランドトロフィーですが2歳王者のドルチェモアが掲示板にも入れず敗れる波乱となりました。
皐月賞も混沌ムードですがNHKマイルも難解になりそうです……。
1着 3枠5番 エエヤン
強かったですね。
先団追走からラスト800m〜700m付近で前との差を詰め、直線では力強く抜け出しました。少しかかるような仕草もありましたが能力でカバーできる範囲で、特に問題はなかったように見えました。
今回は正攻法でドルチェモア以下を抑えて完勝し強さを見せてくれましたし、この馬は条件戦の頃からデムーロ騎手が強さを評価していた馬です。ポテンシャルは間違いないとは思います。あとは気分を損ねずに走れるかどうかですね。
陣営やデムーロ騎手のコメントからわかる通り、とにかく馬の気持ちを優先することが大事なようです。
東京コースは未勝利時代に2度敗戦していますが2000mと1800mですし何よりまだ戦法が定まっていませんでした。今のエエヤンであれば問題なく良い走りができるでしょう。
NHKマイルでは勿論有力馬の1頭としてエントリーしますが、東京マイルフルゲートとなれば馬群に揉まれるリスクも上がりエエヤンの機嫌を損ねる可能性も増えてきます。人気次第ですが最内枠などに入ったら思い切って切るというのも良いかもしれませんね。
2着 8枠15番 ウンブライル
外枠不利な中山マイルで外枠から直線鋭い脚で伸びてきました。
ある程度差しも決まりやすい馬場にはなりつつありましたがこのレースで見れば早めに仕掛け4角で前目にいた馬が上位を多く占める結果となっています。
そんな中外から勢いよく飛び込んできたこの馬は流石ですね。マイルは長いようにも思えますが馬場・展開次第では飛び込んでくる脚は見せてくれました。
ルメール騎手曰くまだ馬が緩いとのことでしたので人気薄ならば本番も一考の余地ありといったところでしょうか。
3着 3枠6番 シャンパンカラー
スタートからエエヤンと接触し立ち遅れそうになりましたが内枠を活かし上手く前に取り付きました。
道中エエヤンを外から見るような格好で追走、エエヤンが前に出た後はスッと馬群の外に出して追い出しを待つスムーズな位置取りができていました。
直線入口で外からモリアーナが上がっていき、一度はかわされましたがゴール手前でもう一度差し返す素晴らしい伸び脚と根性を見せています。
トビが大きく、中山に比べればコーナーが緩やかになる東京は合うと思いますしこの馬も本番へ向けて上がり目アリだと思います。