2人気 7着 ナミュール
向正面で派手に挟まれ位置を一気に下げてしまいました。ここでほぼ終わってしまいましたね。
ソダシの回顧の時に触れましたが、ソダシがインに切り込むタイミングが少し早く強引な形で切り込んで来ました。
その時にルージュスティリアはソダシを避けるような反応を見せ、馬のひしめく内側に追いやられるような形になってしまいました。
するとその内にいたナムラクレア、ナミュール、クリノプレミアムが馬群の中でサンドイッチされるように挟まれてしまいます。
特にナミュールはその煽りを大きく受けており、位置をガクッと下げてしまいました。
レース後にナミュール鞍上の横山武史騎手は「落馬しなくて良かった」とのコメントも出しており、それだけ危険な状態であったということでしょう。
今回は度外視で良いと思います。むしろ不利があって更に直線でも詰まり気味になっても7着まで間に合わせたのは末脚の証明でしょう。
G1を取るならば直線の長いここだったと思ってましたが、残念な結果になってしまいました。
この後は安田記念に来るのでしょうか?古馬牡馬との対戦は前走の東京新聞杯しかデータが無く、一戦級の牡馬相手でどこまでやれるかわかりませんが安田記念は差しが届きやすいレースですので人気薄ならば狙うのもいいかもしれませんね。人気薄ならばですが。
5人気 8着 ナムラクレア
ナミュールほどではありませんがこの馬も挟まれて不利を受けた一頭です。
しかし敗因として1番大きいのはやはり距離でしょうね。パンパンのスピード馬場で内枠だとかならともかく、水を含んだ馬場で外枠は厳しかったのでしょう。
桜花賞は1枠を活かしたロスのない走りで好走し、それ以降はクラシック路線には目もくれず1200mを走り続けてきた馬です。急にマイルで高いパフォーマンスを望むのは酷でしょう。
短距離ならば強い馬なのはもちろん承知していますが、マイルでは割り切って評価を下げる必要があります。買うとすれば最内に入った時くらいですかね。
秋は恐らくスプリンターズステークスを目指してくると思います。去年は5着に敗れていますがスプリンターズステークスは3歳には厳しいレースです。古馬になった今年こそ期待するべきでしょう。