1人気 5着 ストーリア
道中ペースが上がったのはこの馬の立ち回りも大きな影響があったことでしょう。向正面に出ると大外を通って先頭を走るストゥーティのすぐ後ろまで付けました。
ポジション取りに後手を踏み常に外外を通り道中では捲って早めに進出、直線では荒れ始めたインに進路を取るという各所にロスの大きい競馬をしていました。
前走も似たような動きをして好走していますが今回よりももう一列前に構えており、またペースの上がるタイミングも前走はラスト400mからで今回よりは楽なペースの中で位置を押し上げていました。条件が悪化した分順位が下がったような感じですかね。
しかしそんな中でも掲示板は確保していますので弱くはないと思います。直線でもう少し外に出していればもう少し前に肉薄出来たでしょうし、まだ4歳です。これから経験を重ねて心身ともに成長してくれることでしょう。
次走からオッズも下がるでしょうし、落ちてきたところをまた牝馬限定重賞で狙いたいと思います。
3人気 13着 ウインピクシス
流石にしんどかったですね、ストーリアをはじめとして後ろから常にプレッシャーをかけられる展開となりました。
そもそもスタートしてからの行き足も上手く付かずハナをストゥーティに譲っており、やりたいことが何もできていなかったように見えます。
自分の持っていきたい形にも出来ず、後ろからプレッシャーをかけられ前の馬にはキツイ流れに付き合わされてしまったための惨敗、という解釈が自然でしょう。
3.4コーナーや直線でも内に閉じ込められラチ沿いを走るしかなく、なかなか勝ち筋を見つけられない戦いを強いられていました。情状酌量の余地はあると思います。
ですが負けすぎ感は否めませんしストゥーティもかわせなかったという点にはいささか不安が残ります。
現状重賞では狙えないレベルの馬かもしれませんね。人気薄で単騎の楽逃げが見込めるメンバーでワンチャンスといったところでしょうか。