またしても金曜日になってしまいました。
回顧ブログは鮮度が大事なのは重々承知ではいるのですが、どうも思うようにはいきませんね。
さて、今回は個人的にいつもよりも若干プレッシャーを感じながらレースを見ておりました。
理由はやはり、人生初の予想公開をして臨むレースだったからです。
零細ブログであり閲覧者も別に多くないのに一丁前にプレッシャーなんて感じてるのかよと思われるかもしれませんが、もしその中に私の予想を見て少しでも考えを変えた人がいるならばその人には馬券を当ててほしいですからね。
私が当たっていなくても、私の予想を参考にした人がいるならばそこに勝手ながら責任を感じます。その人にはどうか当たっていてほしいですね。
で、私の馬券ですが
▲タガノアビー来たんですけどねええええええ!!!!
買い方が下手すぎましたねえええええ!!!
もっと自信を持ってタガノアビー買えばよかったですねええええ!!!
…………回顧に移ります。
1着 7枠15番 カムニャック
このレースは上がりを使った馬がそのまま順位に直結すると再三予想記事でお話をしましたが、この馬が上がり2位の脚を使うと予想できなかったのが痛恨でした。
すんなり決まった隊列ですんなり先団後ろにつけてノンストレスで道中を運べているように見えました。常に視界の端にエンブロイダリーとアルマヴェローチェが見れる位置だったのもよかったでしょうね。
かかっていたとまでは言いませんがこの馬、直線で追い出すまでずっとフラフラ走っていたというか、事あるごとに馬群の外に行きたがるような素振りがありました。
こういった馬の仕草に詳しいわけではないので見当はずれでしたら申し訳ないのですが、直線では真っ直ぐ加速できているのを見ると手応えが良くて馬が走りたくて仕方なかったのかなと推測しています。
途中でリンクスティップが上がっていったりもしましたが、よくシュタルケ騎手は我慢させていたなと思いますね。流石はベテランのワザといったところでしょうか。
ダンスパートナーから30年、踊って見せたのはカムニャック!の実況もオシャレで結構好きです。シュタルケ騎手をパートナーに選んで大正解でしたね。
直線は長くいい脚を使えていました。フローラステークスも強かったですし東京はかなり得意そうですね。
距離的には若干長いのかなという印象を持ちましたので2000mくらいが適鞍でしょうか。距離だけで言えば秋華賞はいいと思いますが問題は右回りですね。
当然この馬は人気すると思いますので、他にも魅力的な馬がいればそっちに重い印を打つことになるかなあと思っています。
現状はアルマヴェローチェでいく予定です。
2着 1枠1番 アルマヴェローチェ
もう少しだったのですが最後の最後でかわされてしまいました。
1枠は競馬しにくいかなと思っていましたが、前目の位置をとってなるべく不利を受ないように、かつ距離ロスを抑えつつというとても上品な競馬だったと思います。
直線の進路取りもこれといった不利もなく追い出していて、やれることはやれたといった感じでしょうかね。
先行していた分、勝ち馬に比べればどうしても最後はキツくなってしまいます。
これはしょうがないことで、むしろあの位置からこの上がりを使えたことを褒めるべきでしょう。秋華賞でもある程度は信用していくべき馬だと思っています。今回は少しハードラックでしたね。
GIはこれで3戦連続で連対しており、距離の守備範囲も世代GIレベルなら十分に通用しています。やはりこの馬が世代の中心でよさそうですね。
阪神JF回顧時の自分の目が間違っていなかったことが確認できてよかったです。
まあ、そのくせ馬券が当たっていないのは納得できませんが。
3着 7枠13番 タガノアビー
ナイスランでした。オークスはこれですよこれ。破壊力のあるいい末脚でしたね。
直線でガラ空きの最内をただ一頭猛然と追い込んで伸びてきていましたがあの進路取りは正直言って想定外でした。
大外を回ってズドーン!と末脚を披露して届くか届かないかを期待していましたが、藤岡佑介騎手はそうではなかったのですね。
荒れたインを突いてもこの馬なら大丈夫と信じて、1着を狙いに行った走りでした。
大外から直線一気の博打を打ってくれと思っていた私は、ある意味でこの馬のことをまだ見くびっていたのかもしれません。
キレだけじゃなくパワーもスタミナもあります。前走で好走していたように京都という舞台はフィットするでしょう。
しかし秋華賞は2000mであり、しかも内回りです。
秋華賞も好走するにはもう一つ何か手助けが欲しいところではありますね。
賞金を稼ぎに条件戦に出てきたら素直に狙います。距離が長ければ尚いいですね。
4着 2枠3番 パラディレーヌ
スタート直後からゴールまで、徹頭徹尾アルマヴェローチェの真後ろのポジションを譲りませんでした。好走の要因はここですね。
ラチ沿いで有力馬の後ろをすんなり確保して、ロスを最小限に抑えたいい騎乗だったと思います。
馬自身も馬群の中で上手く折り合って上りもそれなりの時計を使えていますし、満遍なくこなせる優等生タイプですね。
小回りコースでさらにこの武器が活きると思います。が、秋華賞はどうでしょうかね。絶対能力の差が器用さでどこまで埋められるのかというところになりますが、ひと夏の成長でどこまで変わるかですね。
5着 3枠5番 リンクスティップ
早めに仕掛けていったのが仇となりました。
デムーロ騎手としては割と思った通りに行っているイメージだったようですが、オークスはもう少し待っても勝負になります。いい末脚があるだけに、直線の脚を信じてあげて欲しかったというのがイチ競馬ファンの感想ですね。
あくまで感想です。私は馬乗りでも生産者でもないですからね。そんな素人よりも現場のそのばの判断の方が圧倒的に信頼すべきですよ。
とはいえ、今回レース後に剝離骨折が判明していました。
もしこのアクシデントが無ければ普通に馬券内に来ていた可能性はありましたね。
前走の回顧では実力に疑問符をつけていましたが、この馬のことも見くびっていました。オークスで十分勝負できる能力を持っていましたね。申し訳ありません。
桜花賞と今回のレースを見るに秋華賞でも早めに動けたら期待できると思います。ただ骨折の影響がどうなるかですね。重症ではないとのことですが、早く良くなることを祈っています。
1番人気 エンブロイダリー
やはり距離でしょうかねえ。
ルメール騎手は全く落ち着いていなかったというコメントでしたが、たとえそれでもある程度は勝負になると思っていただけに少し残念でした。
道中アルマヴェローチェをマークしていたのも少し負荷になったかもしれませんね。マークはされる側はもちろんですがマークする側も消耗します。
長くても2000m、願わくば良馬場という馬ですね。
秋華賞の取捨はちょっと悩みます。騎手がルメール騎手かモレイラ騎手なら買おうかな……?
ひとくちまとめ
カムニャック:右回りでどうか。
アルマヴェローチェ:引き続き有力視。
タガノアビー:自己条件ならいいが秋華賞は……?
パラディレーヌ:小回りで上がり目。
リンクスティップ:怪我の影響が秋に響かなければ。
エンブロイダリー:長くても2000mまで。
以上、オークスの回顧でした。
ダービーも予想記事を出す予定です。出すと思います。出すかもしれない。出すんじゃないかなぁ。